なぜ Dillon Thieneman なのか
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ミネソタ・バイキングスの1巡18位でなぜDillon Thienemanをドラフトするのが最善の選択肢なのか?
今回はそれを考察していきたいと思います。
まず初めにGMの発言から方針を読み取る
暫定GM Rob Brzezinski の発言によるとどうやらBPA(ベストプレイヤー・アベレージ)指向の人らしい。
氏は「多くの選手がこの業界で失敗する最大の理由は、選手だけでなくクラブ側にも責任があると思うのですが、それは自分のニーズを押し付けてしまうことです」と語った。
また「そして、多くの理由から、それはうまくいきません。より能力の高い選手を、必要としているポジションのために見送ってしまうのです。それは選手に過度のプレッシャーを与え、他にも様々な要因が絡んできます。古風な考え方かもしれませんが、経営陣を正しく設定し、その時点で最高の選手を探せば、正しい道へと進むことができると思います。」
という発言を先日行った。
ここから読み取れるのはバイキングスの1巡18位ドラフトではもっともバリューの高い選手を選択する可能性が高いということだ。
一方でトレードアップして特定の選手を獲得にいくことはしないということだ。
つまり高順位で消えると予想されるノートルダムのJeremiyah Loveを取りに行くということはしないということです。
ファンの中で熱心に彼のドラフトを推している方がいますが残念でした。
また、前のクウェ氏のように積極的にトレードダウンでピックを増やすという戦術も取らないでしょう。
18位で最もバリューのある選手、その中でチームにとって最適となる選手をドラフトする方針ということでしょう。
では1巡18位で残ってそうな候補は?
では18位でドラフト対象になりそうな選手は誰でしょうか?
- QB → Ty Simpson
- OT → Spencer Fano, Monroe Freeling, Caleb Lomu, Kadyn Proctor
- TE → Kenyon Sadiq
- WR → Jordyn Tyson, Omar Cooper Jr.
- EDGE → Akheem Mesidor, Keldric Faulk
- DT → Peter Woods, Kayden McDonald, Caleb Banks
- LB → CJ Allen
- CB → Jermod McCoy, Avieon Terrell
- S → Dillon Thieneman, Emmanuel McNeil-Warren
こんな感じでしょうか?
ここからトレードアップなどしてバイキングスに取られないようにするチームがでてくるとして、その対象となる選手を消してみましょう。
- OT → Spencer Fano, Caleb Lomu, Kadyn Proctor
- EDGE → Keldric Faulk
- DT → Peter Woods, Kayden McDonald, Caleb Banks
- LB → CJ Allen
- CB → Avieon Terrell
- S → Dillon Thieneman, Emmanuel McNeil-Warren
おそらくこんな感じでしょう。
これをポジションバリューで並べ替えてみます。
- Keldric Faulk
- Kadyn Proctor
- Caleb Lomu
- Avieon Terrell
- Spencer Fano
- Caleb Banks
- Peter Woods
- Kayden McDonald
- Dillon Thieneman
- Emmanuel McNeil*Warren
- CJ Allen
どうでしょう、納得がいかない面があります。
テレルは素晴らしいCBですが18位でいいかと考えると微妙ですね。体格が気になります。
また、DT選手はバリューが高いのはパスラッシュタイプです。
リスト選手はランディフェンス型なので下げてよさそうです。
LBとSの順位は守備の司令塔になりえるか、パスラッシュ、パスカバレッジ、タックルの評価順で並べ直しましょう。
以上が18位での候補になるリストではないでしょうか?
ロスターとの兼ね合いも考慮する
GMは18位で最善の選手をドラフトするようなことを言っていますが、ポジションで選手が余ってしまうようなことは流石にしないと考えます。
もちろんトレードなどして調整する可能性はあります。
Keldric Faulk
グリーナードをトレードで放出する場合はEDGEの補強は最優先事項になります。
ポジションバリューからいっても妥当な選択になります。
しかし、Keldric Faulkの特性上ランディフェンダー寄りのEDGE選手でパスラッシュでの貢献を考えると1巡でドラフトするほどなのか微妙です。
グリーナードのトレードで獲得したドラフト権を使って2巡以下でドラフトする可能性が高いです。
2026年はなんとなくKeldric Faulk以降のランキングの選手は2巡までスリップダウンしてきそうな気配がします。
グリーナードを保持する場合は?
Keldric Faulkは4番手となり初年度のターナーのようにローテーション起用になるでしょう。
2027年以降グリーナードやヴァン・ギンケルがいなくなる可能性を考えてドラフトするという可能性は十分ありえます。
ただちょっと18位でドラフトする選手としては迫力が足りない気はします。
ポジションバリューで考えると可能性1番ですが、選手の能力や実績で考えると微妙となります。
2巡以降になる可能性の方が高いです。
Kadyn Proctor, Caleb Lomu
ポジションバリューだけを考えれば十分候補になります。
しかし、ダリソーを放出する計画でもない限り勿体ないドラフトになってしまいます。
ダリソーが2026シーズンもフルで出場できるとは考えていませんが、バックアップのLTが必要となるのはせいぜい5試合くらいだと思います。
ダリソーが2026シーズンも長期離脱したり怪我で出場制限がかかるのを想定して18位でLT選手をドラフトするのはネガティブ過ぎます。
ということで、ドラフトできてもさすがに選ばない可能性の方が高いと考えます。
Avieon Terrell
これは人気のチョイスの1つです。
ポジションバリューの高いCBでありテレル自身の能力も高いです。
問題は体格でしょう。
似たような体格のアイザイア・ロジャースは2025シーズンには、ランプレーでよく標的にされていました。
パスでは背の高いレシーバーとのミスマッチやRACで苦戦するでしょう。
フローレスのスキームではパスラッシュとディスガイズでQBにプレッシャーをかけることが最優先となっているので
ある程度のカバレッジ能力があれば体格の不利は気にしない可能性があります。
パスの投げ惜しみをしてくれさえすれば十分という考え方です。
一方で既に似たような選手がいるので補完にならず、ドラフトする意味があるのか?という疑問も生じます。
NFL DraftBuzzでは似た選手として現テキサンズのスロットDBのJalen Pitreが挙げられているのも気になります。
バイロン・マーフィーJr.との共存使い分けに魅力を感じている場合はドラフトする可能性があります。
しかし、CBの補強にはフィジカルの強い選手を考えている場合は避けるかもしれません。
数年前にWASにドラフトされた細身のエマニュエル・フォーブスは活躍できないまま他チームへ移籍してしまいました。
フィジカル面の評価次第になりそうです。
Terrellが既にドラフトされてしまっている場合、18位で残りのCBを選択するのは勿体ないので他の選択肢になる可能性が高いです。
Spencer Fano
彼はフィジカル面での評価はOTの中ではトップクラスです。
しかしプレー経験がRTのみということで、ドラフト時はLT選手よりもずっと下位でのドラフトになりそうです。
また、腕の短さもネガティブ評価になっています。
そういったことでランキングでは高順位にもかかわらず18位まで残ってしまう可能性があります。
彼をドラフトすることになる場合、オニールのリリースが前提となっている可能性が高いです。
逆に言うとオニールがチームに残る場合はドラフトの可能性は限りなく低いです。
センターへのコンバートも吝かではないような事を本人も言っていますが、その場合は即戦力とはならず、
2026年シーズンはブランデルをセンターに起用してやっていくことになります。
KOCはブランデルを現状のスタートセンターである発言をしていますのでもしかしたらそういう想定もしているのかもしれません。
しかしセンターは固有のスキルが必要であり、体格だけを理由にコンバートできるほど簡単なポジションではないはずです。
そう考えると、ブランデルと2巡以下でドラフトするセンター選手と競争させる想定と考える方が妥当です。
彼をドラフトするのはオニールがリリースされることが決まっている場合に限るでしょう。
LTもやらせるスイングタックルとして見るには腕の短さが絶対的に不利要素となり難しいですし、
1巡の選手をはじめからバックアップのスイングタックルとしてドラフトするのはありえないです。
ということでオニールの去就と腕の短さの評価によりますが、恐らくドラフトしないでしょう。
Caleb Banks
18位でドラフトするには少しもったいないですが、彼をインテリアパスラッシュも期待できるDTとして見れるなら
ドラフトの可能性は高いです。
現在のロスターではDT2がLDRとなっており物足りないのでCaleb Banksをドラフトするのは理にかなっています。
サイトによってランキングにブレがあり、バストの可能性も高い選手というのが懸念点です。
ちょっとリスキーなドラフトです。
1巡18位では見送り2巡49位でドラフトできればラッキーという選手かもしれません。
Peter Woods, Kayden McDonald
ポジションバリューは高いですが、この2人はランディフェンス特化といってもいい選手のため、実際のバリューはもっと低いとみなされるでしょう。
特にバイキングスのフローレスDCのスキームではこの手の選手は優先度最下位です。
自分も含め周囲ではNTタイプのDT補強を訴える人が多いですが、ギャップを埋めてランを防ぐ人よりもパスラッシュでQBにプレッシャーを与えられる選手がフローレスのスキームでは優先されます。
このタイプの優先度の低さは、昨シーズン怪我でDT選手が足りなくなるまでPSのタイマニがロスターに上がらなかったことや、シーズン中にNTタイプの選手の補強が行われなかったことからも窺えます。
タイマニの期待値が低いだけという見方もありますが、そうであればオフシーズンにカットされているはずなのにされていないです。
フローレスのスキーム基準では、DT6番手で十分という程度の優先度の低い選手となります。
そのため、他のポジションの選手をドラフトする可能性が高いです。
例外はデクスター・ローレンス級の選手と評価された場合に限ります。
Dillon Thieneman, Emmanuel McNeil-Warren
チーム事情的にハリソン・スミスの後継者が必要となっておりドラフト優先順位が高いポジションです。
しかしセーフティはポジションバリューを考えると18位は高すぎとなるでしょう。
過去に18位以内でドラフトされたセーフティ選手は多数いますが、今ドラフトで考えると18位でのドラフトが妥当なほどバリューのある選手となると、
Dillon Thienemanになります。彼の特徴は守備範囲と知性です。これは得難い特徴です。
※Caleb Downsは例外です。彼は18位よりもずっと前にドラフトされているでしょう。
一方で、Emmanuel McNeil-Warrenに18位は少し高すぎるでしょう。
McNeil-Warrenのハードヒッターという特徴は毎年現れますし、1巡でなくてもドラフトできそうな特徴です。
もちろん体格とタックル能力の両方を持っているとなると希少な存在になります。
ファンブルフォースの数が目立ちますが、トレド大の対戦相手レベルを考えると評価の難しい実績です。
CJ Allen
LBは守備の司令塔やパスラッシュ能力が抜群の場合、1巡ドラフト選手になります。
彼は1巡ドラフトに相応しい選手です。これまでの選手がドラフトできず、Allenが残っていた場合はドラフト候補として検討すべきです。
バイキングスはキャッシュマン、ウィルソンがスターターとしてほぼ確実になっていますが、キャッシュマンの怪我離脱と
ウィンルソンのパフォーマンス低下を考えると即戦力級のLB3は必要です。
特にキャッシュマンの後継者候補になりそうな選手であれば1巡ドラフトしてもおかしくはないです。
ただ、PFFでは18位ですが、他のサイトではランキングが31位あたりで差が大きいです。
2巡上位が妥当なバリューなのかもしれません。
改めてリスト
前述のたわごとを踏まえてリストを作り直します。
- Keldric Faulk※条件あり
- Avieon Terrell
- Spencer Fano※条件あり
- Dillon Thieneman
- Emmanuel McNeil-Warren
- CJ Allen
条件次第で最優先選手が変わる
EDGEがドラフトされるケース
Keldric Faulkもしくは同等のEDGE選手がドラフトされるケース。
それは、グリーナードがリリースされることが内々で決まっている場合でしょう。
残留が決まっているのにEDGE4番手を1巡18位のドラフトで獲得するとは考えにくいです。
もちろん、前述の通り来年以降を考えグリーナードとヴァン・ギンケルのどちらか、もしくは両方が2027年にはいない可能性が高い場合はドラフトされます。
例外としてRTのオニールがリリースされる場合、スターターRTが最優先でドラフトされる可能性が高いです。
また、後述するThienemanよりも評価が低いEDGE選手の場合はドラフトしない可能性が高いです。
EDGEがドラフトされるケースは
スターターレベルのOT選手をドラフトする必要がない場合
and (Thienemanがドラフトできない場合 or Thienemanよりも評価が高い場合)
になると予想します。
CBがドラフトされるケース
Avieon Terrellもしくは同等のCB選手がドラフトされるケース。
EDGE選手をドラフトしない場合
and スターターレベルのOT選手をドラフトする必要がない場合
and (Thienemanがドラフトできない場合 or Thienemanよりも優先したいCB選手が残っている場合)
CBはスターター候補として既にバイロン・マーフィーJr.とアイザイア・ロジャースがいて、さらにFAでピエールを獲得しているので
ロスターとしては困らない状況です。
※フローレスDCは怪我を考えなければCBは3人で足りるスキームになっています。
それよりもセーフティを多くいれて多彩なブリッツでQBにプレッシャーを与えるのを好みます。
なのでCBをドラフトするのであればマーフィーかロジャースを置き換えるような選手ということになります。
そう考えると後述のThienemanの方が優先度が高いと予想できます。
ドラフトする場合は最低でもAvieon Terrellということになると思います。
OTがドラフトされるケース
オニールをリリースしてしまう場合、つまり契約変更がうまくいかず交渉が決裂してしまった場合、
キャップ圧縮のためにチームで2番目の高額選手であるオニールをリリースすることになります。
この場合RTが1巡18位での最優先対象になります。
オニールが残留してくれる場合、下位やUDFAのスイングタックル選手を補強すれば十分となりますので
1巡でOT選手をドラフトする必要はなくなりますので、是非とも交渉を頑張ってほしいです。
ちなみに残留するが減額や延長はしない場合、キャップ削減のために代わりにグリーナードがトレードされるでしょう。
オニールの契約交渉がうまくいくかがドラフト戦略に大きく影響するのに気にしていないファンが多すぎるのが不思議でなりません。
私がネガティブ思考過ぎるのでしょうか?
つまりOT選手がドラフトされるケースはオニールがリリースされる場合になります。
オニールが残留する場合は1巡18位でのドラフトはOT以外になるでしょう。
Dillon Thienemanがドラフトされるケース
EDGE選手をドラフトしない場合
and スターターレベルのOT選手をドラフトする必要がない場合
and Thienemanよりも優先したいCB選手がいない場合
Thienemanはパス守備の要としての役割も期待できるのと、2025年シーズンでは不足していた
ボールホーク能力の追加になるので、スターターレベルのCBとどちらにするか迷いますが、
若干Thienemanの方がスターターレベルのCBよりも優先される可能性が高いと考えられます。
例えばTerrellのドラフトはCB 1人分のアップデートに留まりますが、Thienemanの場合はパスディフェンス全体のアップデートになります。
Emmanuel McNeil-Warrenがドラフトされるケース
EDGE選手をドラフトしない場合
and スターターレベルのOT選手をドラフトする必要がない場合
and Thienemanよりも優先したいCB選手がいない場合
and Thienemanがドラフトできない場合
and Emmanuel McNeil-Warrenよりも優先したいCB選手がいない場合
and CJ AllenよりもEmmanuel McNeil-Warrenの方が評価が高い場合
Emmanuel McNeil-Warrenの特徴はLBのようなタックルが期待できるBOXセーフティということです。
ロスター上ではマテルスやウォードと似た選手ということになります。
マテルスは様々な起用をします。ウォードはそのバックアップ選手としても用いられます。
BOXセーフティとしてウォードをスターター起用しないのであれば、Emmanuel McNeil-Warrenはドラフト候補になります。
しかしこの場合、ディープセーフティ(FS)はテオ・ジャクソンのままとなり、昨シーズン同様となります。
ウォードやマテルスをFSとして起用してまでEmmanuel McNeil-Warrenをドラフトするかと考えると、
それは無さそうな気がします。
あくまで複数の条件が重なった上でポジションバリューを考慮した結果として選ばれる可能性があるという予想です。
CJ Allenがドラフトされるケース
EDGE選手をドラフトしない場合
and スターターレベルのOT選手をドラフトする必要がない場合
and Thienemanよりも優先したいCB選手がいない場合
and Thienemanがドラフトできない場合
and CJ Allenよりも優先したいDB選手がいない場合
条件を少し端折りました。
CB+Emmanuel McNeil-WarrenでDBと一括りにしました。
※元々LBよりもCBの方がポジションバリューが高いため
LB1がキャッシュマン、LB2がウィルソンとスターターは決まっています。
しかし、キャッシュマンの怪我離脱に備える、後継者を育てる、ウィルソンが昨シーズン同様の活躍ができる保障がない。
といった事を考えると、LB選手のドラフトは必要であり、特にキャッシュマンの後継者を獲得するのであれば1巡18位を使っても
おかしくはありません。
その条件に当てはまる選手としてCJ Allenに限りLBのドラフト対象選手としてピックアップしました。
Emmanuel McNeil-Warrenとどちらを優先するかは判断がつきません。
※Sonny Styles は18位よりも前でドラフトされるであろうLB選手なのでここでは言及をしません
実際の予想
ここまで書いて、実際どうなりそうか?を予想すると、オレゴンのDillon Thienemanになるのではと思います。
Thienemanは前述した通りパス守備の要になれる存在であること、守備範囲が広いことが現在のバイキングスには
とても必要な人材となります。ハリソン・スミスとは違うタイプですが、毎年はいない希少な選手です。
Thienemanがドラフト可能な場合
- EDGE(Keldric Faulk)は残っている可能性がありますが、グリーナードが残留確定している場合は1巡でドラフトする必要はないですし、このレベルであれば毎年ドラフトできます。
- OT(Fano)が残っている場合が考えられますが、オニールが契約延長に合意している場合、1巡でバックアップをドラフトする必要はないためThienemanが優先になります。
- CB(Avieon Terrell)が残っている可能性は低いです。Thienemanの代わりにCBを優先したチームがドラフトするでしょう。万が一残っていた場合でも頭脳と駒とどちらを優先するかは考えるまでもないです。
- Emmanuel McNeil-Warrenが残っている場合でもThienemanを優先すべきです。理由は前述の通りです。
- CJ Allenが残っている場合、若干迷いますが、Thienemanの方がスターターレベルの底上げがされるのでThienemanが優先になるでしょう。
ということでオニール契約延長成功、グリーナード残留確定の場合最優先ドラフトはThienemanになります。
Emmanuel McNeil-Warrenも得難いハードタックラーですが、マテルスやウォードとやや被るLBよりのBOXセーフティな一方でディープのパス守備は向上しないので、Thienemanが優先されるでしょう。
Thienemanがドラフト不可能な場合
- EDGE(Keldric Faulk)は残っている可能性がありますが、グリーナードが残留確定している場合は1巡でドラフトする必要はないですし、このレベルであれば毎年ドラフトできます。
- OT(Fano)が残っている場合が考えられますが、オニールが契約延長に合意している場合、1巡でバックアップをドラフトする必要はないため別のポジション選手になるでしょう。
- CB(Avieon Terrell)が残っている可能性が僅かにあります。CBよりもThienemanを優先したチームの影響でCB選手が1人余る感じです。それがTerrellの場合はドラフトするでしょう。
- Emmanuel McNeil-Warrenが残っている場合、上記ポジションが優先で、そうでない場合にドラフトの可能性があります。
- CJ Allenが残っている場合、Emmanuel McNeil-Warrenよりも評価が上の場合に限り、ドラフトの可能性があります。
ということでドラフト優先順位を改めて整理すると
1. Thieneman
2. Avieon Terrellか同等レベルのCB選手
3. Emmanuel McNeil-Warren
4. Keldric Faulkか同等レベルのEDGE選手
5. CJ Allen
6. Spencer Fano ※センターコンバート前提
となるかなと思います。
問題は他のチーム、特にカウボーイズなど1巡ドラフトを2つ持っているチームがThienemanをドラフトする、もしくはThienemanをドラフトしたいチームがトレードアップという可能性があり、
計画が狂う可能性があることです。
その場合は、McNeil-Warrenをドラフトするのか、それともCB選手をターゲットにするのかということです。
ポジションバリューだけを考えればEDGEやCBなのですが、Thienemanの逸材さが比較対象となるEDGEやCB選手達のポジションバリューを凌駕する価値を出しています。
しかし、その分18位になる前にドラフトされてしまう可能性も十分あり、その場合はポジションバリューに従ってEDGE、CB、Emmanuel McNeil-Warrenの3択から選ばれると思います。
一部でDT選手を18位の候補に挙げているのを最近よく見ますが今年のランキング上位の選手はインテリアパスラッシュタイプではないので1巡の価値は出せていないと思います。
改めてなぜThienemanなのか
セーフティはポジションバリューとしては低いです。
しかしThienemanは個人のスキルレベル、フィジカルが逸材レベルです。
これがポジションバリューを覆す価値を出しています。
ThienemanのRASスコアは 9.81 / 10.00 です。
体格は身長・体重、手の大きさ、腕の長さがネガティブです。
しかしポジションがディープセーフティ(FS)であること、身体能力の高さがその不利を覆します。
ミネソタ・バイキングスではハリソン・スミスが引退の予定であり、後継者を望んでいます。
スミスはハードヒットが売りでフットボールIQが高くパスカバーが良く、ボールホーク能力も高い選手。
そんな代替選手はそうそういないので、その特徴を複数の選手で分担するしかありません。
スミスの特徴のうち、ハードヒット以外はThienemanが代替できます。
さらに昨シーズンは減少したDB陣のインターセプト数をFSが本職のThienemanが向上できることが期待できます。
ハードヒットについては恐らくボックスセーフティ(SS)のポジションで起用されるであろうウォードに期待しましょう。
この選択がバイキングスディフェンスの底上げに最適な選択です。
近年ハードヒットは姿勢や当たりどころ次第ではペナルティをもらいやすくなっています。
そこを売りにした選手よりも身体能力が高くパスカバーに優れた選手の方が確実です。
以上を踏まえ、Thienemanであれば18位でも問題ないほど価値がある選手で、セーフティのポジションバリューの低さも覆してくれるでしょう。
他のポジションバリューの高い選手が残っていたとしても、比較した場合にほぼ間違いなくThienemanの方がバイキングスにとって価値が高い選手になるでしょう。