2024 draft after

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Category: draft

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2024のドラフトが終了しました。
直後からドバドバとUDFAの情報が入ってきましたので、そのあたりの情報も含めて考察してみたいと思います。

バイキングスのUDFA一覧

2024.04.29時点でのUDFA一覧です。
左の順位はNFL MOCK DRAFT DATABASE のconsensus big boardです。

Overall Name Position Collage Comment
117 Gabriel Murphy EDGE UCLA
175 Dwight McGlothern CB Arkansas
293 Trey Knox TE South Carolina
331 Dallas Gant LB Toledo
381 Bo Richter EDGE Air Force
409 Doug Nester RG/RT West Virginia
529 Tyler Manoa DT Arizona
*** Taki Taimani DT Oregon Top 30 visit
*** Matt Cindric C California
*** Spencer Rolland RT North Carolina Top 30 visit (local prospect)
*** Jeremy Flax RT Kentucky
*** Devron Harper WR Mercer
*** Ty James WR Mercer
*** Jeshaun Jones WR Maryland
*** Donovan Manuel LB Florida International
*** K.J. Cloyd LB Miami
*** Owen Porter OLB Marshall

Top 30 visit に名前が挙がっていた選手は2人だけでした。
他のUDFA候補選手は殆ど他チームに取られてしまいました。
バイキングスのUDFA選手の中ではGabriel Murphyが図抜けています。
どうもサイズやスピードが懸念されて滑り落ちてしまったようです。
それを補う技術がNFLでも通用するのであれば第2のIvan Pace Jr.になれそうで期待大です。

Dwight McGlothernもドラフトされておかしくない選手のようでしたが、パスD#においてはグラビーでペナルティおかしがち、ランD#においては消極的な感じのようで、そのあたりで敬遠された可能性があります。
コーチングで改善されれば、エリートスピードではないものの6-2の身長を活かした良いCBになれる可能性があります。

他の選手はまぁ、頑張ってくださいという感じでプレシーズンマッチで圧倒的なパフォーマンスを見せることができればロスターに残れるかもしれません。

ちくせう

ドラフト6巡以降もしくはUDFAで獲得できたらいいなと注目していたのに他チームに決まってしまったUDFA選手リストは以下です。

Overall Name Position Collage Top 30 Team
160 Gabe Hall DL Baylor PHI
170 Curtis Jacobs LB Penn State KC
199 Blake Watson RB Memphis DEN
205 Dillon Johnson RB Washington TEN
206 Braiden McGregor EDGE Michigan NYJ
232 Garret Greenfield OT South Dakota State SEA
241 Steele Chambers LB Ohio State DET
251 Joshua Cephus WR UTSA JAX
254 Grayson Murphy EDGE UCLA MIA
273 Charles Turner III C LSU NE
305 Jalen Sundell OL North Dakota State CLE
337 Ro Torrence CB Arizona State SEA
375 McCallan Castles TE Tennessee PHI

これらの選手のうちドラフトされてもおかしくない選手や7巡ギリギリくらいの選手達は予めUDFAになることを前提とした順位縛りを各チームに通達していたのかもしれません。
そうは言ってもCurtis Jacobsはともかく、Gabe Hallは獲得して欲しかったなぁ。
ドラフトが終わってすぐに発表されたような選手達は恐らく事前にUDFAで話が通っていた可能性が高いです。

ドラフトもUDFAもRBの選手無いのを見るに、Blake Watson、Dillon Johnsonのどちらも他チームに先を越されてしまったのでしょう。
DENやTENは常にRBが良い印象ありますから、成長したいと考えている選手にとってはそちらに行くことに魅力を感じたのかもしれませんね。

ドラフト及びUDFAで獲得した選手はGさせるのかプロレベルでTできるのか、現時点でははっきりしない中途半端なカタログスペックとスキルセットなので、Garret Greenfieldを獲得できていればだいぶ違ったろうになぁと思います。
ドラフトしようとしたら順位縛りで断られたとかだったらちょっと考えものですね。

Michael Jurgensがドラフトされたのも、もしかしたらCharles Turner IIIあたりがUDFAの方が条件が良いとして7巡での指名を予め断っていたのかもしれませんね。
そう考えるとLevi Drake Rodriguezのドラフトも誰か3-techタイプのDLをドラフトしようとして7巡ピックされるのを断られて仕方なく変更した可能性がありますね。
Michael JurgensとLevi Drake RodriguezはそういうUDFA選手達を見返すような活躍を期待します。

他自分は注目していなかったがバイキングスのTop 30 visit に名前があった選手

Overall Name Position Collage Top 30 Team
203 Josh Proctor S Ohio State JAX
276 Donovan Jennings IOL South Florida GB
308 Trajan Jeffcoat EDGE Arkansas
*** Millard Bradford S TCU NO

Trajan Jeffcoatという選手は良く分かりませんが、自信の能力を過信して読み間違えたっぽいですね。
他の選手達と違ってまだUDFAの情報が無いのでうまくいっていないのでしょう。

ドラフト結果を踏まえたポジションごとの考察

QB

depthが埋まっていることもありUDFAはありませんでした。
JJマッカーシー次第では、ダーノルドが早々にトレードに出されるかもしれませんが、恐らくシーズン開幕はダーノルドでマレンズかホールが放出されるのでしょう。バックアップとしてすらバストなホールが可能性高そうです。

C

UDFAで1名獲得しています。ドラフトしたMichael JurgensがCやれる選手なのでFA加入のダン・フィーニーも加えたちまちましたロスター争いといった感じでしょうか。

RG

前述のMichael JurgensにUDFAのRT選手2名がそれぞれコンバートも視野に入れた兼任バックアップとしてロスター争いでしょう。
ここはそれほど深さが必要ではないのでまぁまぁ生き残り競争が厳しそうです。

RT

前述のUDFAのRT選手2名がRG兼任のバックアップ選手としてロスター生き残り競争といった感じでしょうか。
ブライアン・オニールほどではないにしても、どちらかがバックアップとして期待できるレベルになってくれれば、ケッセンベリーをLTのバックアップとして固定できるので頑張ってほしいですね。ありそうな未来は両方カットされて別の人がロスターに入ることですが。

LG

今回のドラフトWalter RouseがLGのスターターになってくれるのが理想ですが、ブランデルがLGのスターターとして安定した活躍をしてくれる場合は、Walter RouseがLG兼LTのバックアップとして頑張ってくれると嬉しいです。

LT

スターターのダリソーは毎年数試合は怪我で欠場するのでケッセンベリーをバックアップとして計算できるので万全に近いのですが、ブランデルがLGのスターターとして安定した活躍をしてくれる場合は、Walter RouseがLG兼LTのバックアップとして頑張ってくれると嬉しいです。

そう考えると、ライズナーが高過ぎたのが残念でなりません。彼がもう少しお手軽価格であればLGのスターターは確定してブランデルをLGのバックアップとしていろいろ分かりやすい心配の少ないdepthになったのにと考えてしまいます。
果たしてWalter Rouseはどの程度やってくれるのでしょうか。

RB

depthは一応埋まってはいます。2年目となる昨年はさっぱりだったマクブライドがRB4として頑張ってくれるのであれば申し分ないのですが、スピードタイプのRBバックアップがやはり欲しかったところです。
UDFAでの獲得は失敗したのでしょう。補強はありませんでした。今のところ、アーロン・ジョーンズの健康を祈るばかりです。
シーズン中の補強がありそうなポジションですね。

WR

UDFAで3名獲得しています。元々10人程depth上はいたので競争は激しそうです。
開幕までに6名前後カットされるでしょう。
誰でもいいのでWR3になれるよう頑張って活躍してください。
プレシーズンマッチが楽しみです。

TE

UDFAでTrey Knoxを獲得しています。
ホッケンソンがシーズン開幕間に合わない可能性が高いので、ホッケンソンが復帰してくるまではロスターに残れそうです。
セーフティバルブとして意外とやってくれそうな気配があります。少し期待しています。
彼が期待できるなら、TEのdepthは十分となります。

DT(NT)

UDFAで2名獲得しています。恐らくTaki TaimaniがNTタイプと思われます。
NTタイプのDT補強は始めからTaki Taimaniが目当てだった気がします。
ハリソン・フィリップスのバックアップになれれば良くて、T.J.スミスやシェルドン・デイとも再契約が可能ですので実際にはそれほど優先度が高くなかったのでしょう。

純粋にNTとして考えるとロースター確実なのはハリソン・フィリップスのみで、バックアップの競争となります。
Jaquelin Royの扱いがNTなのであれば、なかなかの競争となりますが、Royは割とDLユーティリティな扱いになりそうですね。
ロースターに不安があれば例年のごとくT.J.スミスと契約すればなんとかなるある程度計算できるポジションですね。
対魔忍ことTaki Taimaniには頑張ってもらいたいです(対魔忍て言いたいだけ)。

DE(メインは3-techセット)

ドラフトしたLevi Drake RodriguezとUDFAのTyler Manoaが相当すると思われます。
Jaquelin Royの扱いとFAでの補強で頭数だけは揃っていたので新加入選手は基本PSだと思います。
能力で考えると若干心もとないdepthなので、またシェルドン・デイか誰かしらの補強があるかもしれません。
Levi Drake Rodriguezは化けたらいいなと思っています。

EDGE/OLB

ドラフトでダラス・ターナーを獲得したことで一気にバイキングスのパスラッシュが改善したと楽観視しています。
昨年のハンター、ウォナムの実質2人だけ体制からの大幅なアップグレードです。
UDFAでGabriel Murphy他2名獲得していて、ロースター争いが激しいポジションかもしれません。

空軍士官学校のBo Richterはちょっと面白い存在ですね。EDGEというよりは4-3のOLBという感じです。
昨年は陸軍士官学校のアンドレ・カーターを獲得しているので来年はネイビーでしょうか(笑)。
NFLのパワーとスピードについてこれるのか不安ですが頑張ってほしいですね。

LB(ILB)

ドラフトはありませんでしたがUDFAで3名獲得しました。昨年からいるボープランと一緒にLB4争いでしょう。
どうなるか分かりませんが頑張ってロスターに残れるよう光るものをプレシーズンで見せて欲しいですね。

CB

ドラフトでKhyree Jacksonを獲得したことでdepthは十分と言っていい状態になりました。
あとはマンカバレッジビタビタな選手が出てきたら嬉しい悲鳴といったところでしょうか。
UDFAでDwight McGlothernを獲得しました。ランディフェンス(タックル)の強化とグラビーなところを直さないとロースターに残るのは難しそうですが、身長が6-2ある選手なのでうまく成長できればいいなと願っています。

S(SlotDB含む)

フローレスDCはスロットにCBではなくSを起用しがちなので通称ニッケルバックと呼ばれるポジション分の人数もSでカバーする必要があります。
現状バイキングスの一番手堅いdepthのポジションです。
ドラフト、UDFAのどちらでも獲得しなかったことにそれは現れています。
ルイス・シーンは今年頑張らないとリリースされてしまいますね。身体能力は抜群なのでなんとかなって欲しいです(c.v.ハチワレ「なんとかなれ〜」)。

残りの補強ポイント

depth的になんとかなった感じがするポジションは
QB,RG,RT,LT,WR,TE,EDGE,LB,CB,S,K,P,LS
で、不安が残るポジションは
RB,C,LG,NT,DEです。

以下、不安が残るポジションについて

RB

RBは消耗と怪我でロースターには常に4人はいてほしいポジションです。
ワンウーがリターナー兼任でRB4扱いだとすると、やはりRB3の人材と怪我に備えた5番手が必要です。
本当はガスキンを5番手として、期待できる3番手が欲しいところです。
キャップ節約も兼ねて当面はガスキンを3番手として運用し、シーズン後半に場合によってはカム・エイカーズと再契約して3番手にするかもしれませんね。
また、アーロン・ジョーンズが怪我した場合はカム・エイカーズもしくはその時点での即戦力RBを追加しそうです。うーん、不安しかない。
逆に1年を通してアーロン・ジョーンズが健康かつ好成績だと、一番補強のいらないポジションになります。難しい。

C

ダン・フィーニー次第?ドラフトのMichael Jurgensがバックアップとしてロスターに入れるレベルであればいいのですが、そうでない場合はブラッドバリーの健康を祈るしかないシーズンになってしまいます。
昨年、一昨年と背中の怪我で数試合欠場している間のバイキングスはブロックアサイメントが全然だめな感じで非常に脆いOLに成り下がっていました。
ブラッドバリーがいる時は最高というわけもないんですが......
やはりブラッドバリーの後釜になりうるレベルのバックアップ選手が欲しかったですね。
頑張れMichael Jurgensといったところでしょうか?
ここはダメそうなら早めのFA補強もしくはトレードでの補強がされそうです。
センターが機能不全起こすと攻撃がままならないので。

LG

本当にブランデル次第。ドラフトしたWalter RouseがキッチリLGをスターターレベルで仕事してくれると凄くありがたい。
どっちもダメだった場合はどうなるのでしょう。恐らくトレードで即戦力級をもらうことになりそうです。
もしくは高額覚悟でライズナーと再契約。それはなんか嫌ですね。。

NT

ここはひとまず対魔忍に期待。ダメでもT.J.スミスと再契約で誤魔化せます。
人員が固まっていないという意味では不安ですが、逆に言うとどうにかなる状態ではあります。
Jaquelin Royが頑張ってNTしてくれるかもしれませんしね。

DE

こちらはパスラッシュが得意なDEが足りないという意味でのみ戦力が固まっていない状態です。
ランD#の補強がさらに必要ということであればシェルドン・デイと再契約で誤魔化せます。
Jaquelin RoyがDLの便利屋として立ち回ってくれると数の上では足りることになります。

その間にドラフト7巡のロドリゲスが戦力として育ってくれればありがたいですね。

ということでDLに関しては一応頭数は揃っているが質はランD#寄りで、今年もインテリアパスラッシュのレートは低いでしょうという感じです。

総括

以後は各チーム90人までFAなどで膨らませたのち、開幕までのロースター53人+練習生16人への絞り込みに入ります。
バイキングスは既に90人に達したみたいですが、9月まで人の出入りがチョロチョロとあるかと思います。

全体としてはLGがどうなるか、安定してパスプロテクションできるか、アーロン・ジョーンズが怪我なく元気に走り回れるかが2024シーズンのバイキングスの肝となるでしょう。

新戦力達はロースターに残れるよう是非頑張っていただきたいです。
特に対魔忍。それからBo Richterには練習生でもいいのでなんとか生き残って欲しいところです。

今後はFAなど新情報があれば、週1から月1くらいの低頻度で更新していきます。

SKOL!!!